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2020.02.18

TECH BLOG

次世代のクリエイティブ人材育成プロジェクト!第1期 ”CreativeNext”の一年を振り返る

1年間CAMのクリエイティブ向上、組織活性化を目的に数々に施策やクリエイティブ発信を行ってきた第1期CreativeNEXT、通称クリネクのメンバー。葛藤やハプニング、成功体験と失敗体験など今だから言える本音を語ってもらいました。彼らがこの一年間で学んだこととは?

CreativeNext とは


 

“CAM の次世代を担うクリエイティブ人材を育てる”という目的のもと発足した、新卒1〜3年目の若手デザイナーとエンジニアを中心に選抜された6名のクリエイティブ集団です。

ミッションは、事業に閉じない全社横断的な改善提案や、組織の活性化など。様々な活動を通して、社内/外含め好影響を与えられる人材に成長することが期待されています。(活動期間は2019年12月まで)

 

▼1年間の活動内容

– 動画ライブ配信「Creative Radio ~全3回~」

– 動画録画配信「Creative Radio ~Final~」

– CTO’s Brunch

– 全社共通プロジェクト管理ツールの導入

– Fensi(フェンシー)の新テーマ「Candy」の作成

– セフィラ・スゥの公式サイト設計

– 全社納会での動画アウトプット

 

最初の活動「Creative Radio」を振り返る


 

ー最初の活動はCreative Radio(通称、クリネクラジオ:https://www.cam-inc.co.jp/news/20190614/)でしたね。

 

宮口:そうそう。4月26日に発足して、その1ヶ月後にラジオやったんだよね。クリエイティブの力で社内を活性化させれないかっていうのがテーマでスタートしました。

▲ファンビジネス事業部でデザイナーを務める 宮口

 

坂上:何しようかっていうのをみんなで話して、ライブ配信をしてみようかってなって。

 

深谷:ブレストの段階では、社内に設置するゴミ箱作成案とかもあったよね。

 

坂上:物理的なクリエイティブで、便利なゴミ箱を作ろうという案です。

 

大信田:ありましたね。当時のオフィスのゴミ箱が小さくて使い辛かったのでゴミ箱を作ろう!みたいな感じで。

 

坂上:結局クリネクラジオをやることにしたけど、始めたきっかけってなんでしたっけ?

 

大信田:始めは、CTOになったばかりのfkeiさんをもっと身近に感じよう!という感じで、ラジオで人となりを紹介して、身近なCTOになってもらう施策でした。

 

深谷:最初怖いイメージしかなかったからね。(笑)

▲(左)新規事業部デザイナー 大信田、(右)新規事業部サーバサイドエンジニア 深谷

 

大信田:当時は社内で[fkeiさん=怖い人]っていうイメージがあったので、その敷居を下げたかったんですよ。

 

坂上:でもやっていくうちに、話す機会も増えたしライブ配信の機材も僕たちが使いたいものを用意してくれたり、かなりバックアップしてくれましたね。

 

宮口:そうだね。1つ目の施策としてfkeiさんをゲストに迎えてライブ配信(クリネクラジオ)をやることにして。出演した本人も手応えがあったらしく、継続してやってみることにしたんです。でも当初、継続するためのコンテンツとして考えていなかったので、みんなで話し合い、事業にフォーカスしてやってみることに決めました。その後ライブ配信2回、録画で1回配信した感じですね。

 

薄井:あとは、ラジオで実施したアンケートも意見を言いやすくするために匿名にしたり、動画の配信中にコメントを付けられるようにしたりとかしてましたね。

▲社内の盛り上がった話題にてコメントが多数つく様子

坂上:でも、実際思ったよりPV数が伸びなくて。色々考えたんですけど、業務中にはどうしてもイヤホンができない人がいたりして。それは仕方ないことなのでなるべく見てもらえるように、最後は録画配信にしたんだよね。

 

薄井:KPIが難しかったっていうのもあったと思います。

 

ーー私はラジオ感覚で聴きながら仕事をしていたので、楽しく視聴していましたよ。でも発信者の思惑と、運用側とのギャップはけっこうあったんですね。私も社内広報をやっているので、そういう苦悩わかります…。

 

社員からのアンケートで始まった「CTO’s Brunch」


 

宮口:色々あったんですが、クリネクラジオでアンケートに書いていただいた意見から始まったのが「CTO’s Brunch」でしたね。

 

坂上:これもね、4,5回くらいやってましたね。

 

大信田:ビジ側もfkeiさんと接点をもちたいっていうことで、ビジネス側と4,5人ずつローテーションでランチをしました。

▲バナーと同じオレンジTシャツでブランチをするCTO

坂上:そこでの告知バナーとかクリエイティブも作ってね。マヨネーズ持ってるやつ!

 

宮口:あれ実は、急遽給湯室に連れて行って、冷蔵庫にあったマヨネーズを持ってもらって一緒に撮って作ったの。「NASA」がすごく好きということでマヨネーズにも実は隠れ「NASA」を仕込んでみたり(笑)。

▲実際に使用したCTOブランチの告知バナー

坂上:色々ありましたね。でもクリネクラジオの意見を生かした施策だったので良かったと思います。

 

ー私も参加させていただきました!業務以外でこういう機会をもてたのは嬉しかったですね。とても良いきっかけ作りだったと思いました。

 

コミュニケーションロスで苦悩。プロジェクト管理ツールの導入


 

宮口:プロジェクト管理ツール一本化の目的としては、部署異動があったときに複数のプロジェクト管理ツールを使っていることで、毎回掛かってしまう教えるコストを削減しようというところからスタートしました。でも、技術者だけでは意味がないので、会社全体を巻き込んでやってみようっていうことでNEXT(https://www.cam-inc.co.jp/news/20190823)に声をかけました。

 

深谷:それでいろんなツールを片っ端から使ってみて、10くらい触ったよね。

 

坂上:たちが使った感想とかを表にして選定して。

 

平田:選定のところはそこまで大変じゃなかったんですけど、技術の選定と浸透をNEXTと分けてやるつもりが連携がうまくいかなくて。私たちは技術者なので、普段はどちらかというと(プロジェクト以外の)人との関わりをそこまで意識してなくて、どうやって巻き込めばいいのかを考えるのが結構大変でした。ビジネス側の人は大変だなって思いましたね。

 

坂上:そうですね、ここで認識の齟齬があったんですよ。それに気づいたのが終盤になる頃で。その時改めて、NEXTに導入の促進をお願いして進めていった感じですね。

 

宮口:僕たちクリネクも社内で説明会3,4回したね。

 

坂上:やっぱり、新しいものを導入するときって最初はそのくらいやらないといけないと思うんで、必要なことだったんだと思います。

 

宮口:確かにね。あと、社内のみなさん。マニュアルもあるのでぜひ活用してくださいね!

※こちらのマニュアルは社内限定です。

 

坂上:あと、プロジェクト管理ツールとして一番必要なのは、管理の知識なんです。今回導入したJIRAはスクラム開発に特化したツールだったので、そのスクラム開発についても僕らがきちんと把握しておく必要があったんですね。

※スクラムとは…ラグビーで両陣が、8名ずつ肩を組んで一つの集団を作り、ぶつかり合う際のフォーメーション「スクラム」が語源。その姿から集団が力を合わせることを”スクラムを組む”と表現することもある。

▲iOSエンジニアとして占い事業部の開発を務める坂上

薄井:部署が違うことで部署毎にツールの使い方が違うのはまずいよねっていうことで、最初のやり方やルール決めをしたんですけど、そこは結構大変でしたね。

 

坂上:難しいことにクライアントワークが発生する部署や、期日が決まっている案件にはどうしてもJIRAがツールとして合わなくて、このツールだけでは日程管理できない場合もありました。もちろん、できるだけ吸収できるような努力はしてたんですけどね。

 

宮口:やっていたものが期限ギリギリで変わってしまう事はあったりして。そうなってくると組んでいたスクラムが意味がなくなっちゃうからね。スプレットシートの方が楽だっていうのは確かにあると思う。

一方、デザイナーの方はかなり使っていて、制作物や作業系は管理しやすいと思うし、僕は朝出社して、JIRAをみてタスク確認しているよ。

 

坂上:わかります!

 

宮口:逆に(タスクが)入ってなかったり抜けてたりするとチームで声をかけ合えることもできるし。パワーポイントなどの資料を全部ショートカットで付けられる機能も有難い!

 

坂上:僕はタスクの一個一個を全部Slackに飛ばすように設定してるので、チームみんなでタスクが見れるもベストです。名前でソートすればプロジェクトを横断しててもその人のタスクだけ見れるし。

 

宮口:逆に言えば仕事してない風にも見えちゃうタイミングもあるかもしれないけどね。(笑)

 

坂上:まぁ、そうですね。『タスクの数=仕事した数』みたいなポイント形式なんで、仕事効率とかは測りやすいので、ツールに使われずにツールを使いこなすようになろう!っていうのは伝えたいですね。

 

主業務以外にサービスを構築?!Fensiの新テーマ(candy)を作成


 

ー活動期間の終盤、Fensi(フェンシー:https://fensi.plus/)とのコラボもしていましたよね?

 

宮口:スタートはセフィラ・スゥのサイトをFensiの開発基盤を使って構築する予定だったんですけど、最終的にFensiにもメリットのある形にした方がいいよねってなって少し変更が生まれてね。

 

大信田:Fensiでスゥちゃんのテーマを作るんじゃなくて、テーマを作ってスゥちゃんにそれを使ってもらうプランに変更になって。3,4ヶ月かかったんですよ。

 

坂上:3,4ヶ月って言うと時間がかかりすぎな印象かもしれないですけど、業務でやるんじゃなく、隙間時間や定時後に自分たちでやっていたものだったので。

 

大信田:CreativeNEXTではないけれど、新卒のフロントエンジニア木戸ちゃんにも手伝ってもらったよね。

 

坂上:プロジェクトの管理をしてくれたのが平田ちゃんで、フロントは薄井くんだったんですけど、Fensiと連携しなきゃいけなかったので二人は大変だったと思います。

 

薄井:CAMの子会社にある「REAL SPORTS(https://real-sports.jp/)」の開発と同じような仕組みでセフィラ・スゥの専用サイトを作るはずだったんですけど、実際はFensiに新しいテーマを組み込むことになったので、難易度がちょっと増した感じですね。

 

平田:私たちは全員技術者なので、クライアントと調整してやるというフロントサイドの経験があまりなくて。やりたいこととデザインを先行して作ってしまって、スゥちゃん側の了解をしっかり取らないままスタートしちゃっていたのがまず失敗でした。そのあとスゥちゃんには向き合ったんですけど、今度はFensiの開発側に向き合わず、了解を取らないまま進めてしまっていて。

公開するにもFensiの開発チームの協力が必要不可欠だったので、スケジュールを組み直してやり直すことにしました。いざ引き直してみるとパツパツのスケジュールになり、本当にリリースできるのか不安で。でもそんな中、開発の中心にいた薄井くんは強気で「本当にこの日にリリースできる?」と聞いたら「その日に出すためにやってんじゃないの?」って言ってきて。

▲(左)フロントエンドエンジニアの薄井、デザイナーの平田

薄井:Fensiの中で作るっていうのは、出来上がってる畑を荒らすみたいな感覚があって。当たり前ですけど、なんでも勝手にできないし、ルールを理解しないといけないし、わからないこともたくさんあるし…と、コミュニケーションの多さが大変だったのもあります。技術的にはそんなに難しいことはしてなかったんですけど、逆に基礎が出来上がっているものに対してフロントで書き込んでいく経験が今までなかったので難しかったなって思います。

でも、あの開発期間中はいつも話さないグループの人や、エンジニアとも今よりも話すようなっていて。もともと自分からミュニケーションをとるのがそこまで得意な方ではなかったので、そういう機会を得られたことで輪が広がったのは良かったと思います。

▲開発の苦労を語る薄井

坂上:薄井は開発が終わる頃にはキャパシティが広がってた。すごい成長だなって思いましたね。

 

平田:Fensiソリューショングループのみなさんには本当に感謝しています。Fensiエンジニアの福田さん(Fensi開発に携わる先輩エンジニア)にはディレクターやプロジェクトマネージャーの極意を1から教えてもらいました。それに、私自身がエンジニアの人と今まで本気でぶつかったことがなかったので、そういう点では色々と学べて良かったかな。

本来ならありえないことだと思うのですが、定時後に本番化を一緒にやってくれたりして、とにかくFensiのみなさん、セフィラ・スゥの関係者の皆さん、多くの人のおかげでリリースできました。本当に本当に感謝しています。

 

宮口:この制作過程の中で改めて、見た目(デザイン)があればすぐ完成するわけじゃなくて、複雑なフロント、バックのシステム、デバッグ、全部が揃ってやっと一つのモノが出来ていくということを今一度伝えたい!

▲失敗談と学びを熱く語る宮口、坂上

坂上:Fensiの開発チームにも、「業務ではないから最後完成しなくても、よく頑張ったで賞でもいいんだよ。」って言われて。僕のリスペクトする江尻さん(iOSの先輩エンジニア)にも「プロジェクトの管理を簡単だと思ってるかもしれないけど、そんな簡単じゃないからね。」と言われて。それは本当に実感しましたね。

 

宮口:今回の開発は最後完成するまで、仕様書がなかったんですよ。複雑な中身を仕様書ない状態でよく作ってたね。

 

深谷:だからこそ、ディレクターが作る仕様書もやっぱりすごいんですよ。仕事を進めやすくしてる証拠だから。

 

仲良しこよしはいらない。クリエイティブ向上の秘訣


 

坂上:最後は全社納会で動画を発表することにしたんですよ。

 

宮口:ここはデザイナーメンバーで動画やろうかっていう話になっていたんだけど、最後の打ち合わせに僕が出られなくて。みんなで分担して始めたのがことの始まり。

 

大信田:当初、宮口さん主体でやることになっていたんですけど、風邪をひいてしまってお休みされていたんです。具合悪い人にやらせられないよね!ということで「じゃあ大信田がやります!」って言ったんです。

 

宮口:そこから進めてもらっていたんだけど、さすがに何もしないのは悪いなって思って、僕も10秒くらいのオープニングを作成したんですよ。

 

坂上:最初に大信田ちゃんが作っていたんですけど、打ち合わせを一切してなかったからトンマナが合わなくて。大きな議論が起きたんだよね。

 

宮口:単純にコミュニケーション不足もあったね。(笑)

でも、議論があった方がクリエイティブは良いと思うんですよね。言い合えないで中途半端になるよりも、お互いの譲れない部分を生かしながらの方が、より良いものを作れると思います。fkeiさんも「クリネクがバチバチに議論してる事が良いことだ」ってslackで呟いてたし。(笑)

 

大信田:でも、あれは(熱くなりすぎて)恥ずかしいです//

▲赤裸々に体験談を話す大信田

坂上:これもfkeiさんの言ってたことなんですけど、仲良しこよしで議論のないデザイナーはいらないって。(クリエイティブを議論する上では)バチバチしてる方がいいっていうのは本当にあると思います。

 

ー活動を通して一皮剥けたことで、議論がさらに深まったっていうことですね!

最後に


大信田:今まで渋谷でFTOにいて、部署外の人ってまったく関わりがなくって。在原さんとかも会社の集まりで会って挨拶するくらいだったので、クリネクの制作をする過程で関わりをもてたのは大きかったと思います。

 

深谷:今までサーバサイドエンジニアとして、ディレクターに言われたことしかやってこなかったんですけど、企画周りとか入れて楽しかったなって思います。あと、頓挫したサイト作りのところとかは一番自分のためになったと思います。普段やらない工数管理とかしたんで。勉強になりました。

 

坂上:自分が時間を消費して行えば終わるものではない事だらけでした。ディレクションだったり、普段業務でしているアプリ開発以外だったり。自分の見えないところでたくさんの方が支えてくれてることを痛感しました。感謝しかないです。あと、前に出ることが怖くなくなりました。これが一番良かった。

 

宮口:一応、一番(年齢的に)上の存在なのでメンバーのことをひっぱたり、鼓舞したりしなければいけない立場だと思っていました。今の自分のレイヤーで、組織や部署を跨いでのことを考え、発言して実行していくという事は、貴重な経験だったと思います。もし、自分が責任ある立場になった際、今回のCreative NEXTの経験を生かしてCAMに色々と還元できたらと思っています。

 

平田:一番嬉しかったのはfkeiさんに「平田が一番、成長したよ」って褒めてもらえたことです。マイナス評価からゼロくらいまでにはなれたかなと思います(笑)。クリネクは人に支えられてできたことなのでみなさんにはとても感謝しています。ありがとうございました。

 

薄井:最初入った時は自分の知名度をあげられる!とか思ってたんですけど、そんなことよりも色んな人と関われたり、自分からコミュニケーションを取れる人が社内に増えたことが本当に良かったと思います。クリネクで活動しているなかでどうしてもやらなきゃいけない場面があったからこそ自分から色んなアプローチができるようになりました。